病気により両耳を失った猫「オータイティス」。優しい心を持った女性に引き取られた彼は、その恩を決して忘れはしなかった。

不安障害を抱える女性の家族となった彼は、それ以来側で彼女を支えることで恩返しをしています。

[2017-08-05]

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「オータイティス」と名付けられたこちらの猫は、重度の外耳腫瘍により昨年の1月に両耳の摘出手術を受け、その結果聴力を失ってしまいました。
そして更に悲しいことに、彼は"治療費が払えない"という理由で飼い主に捨てられ、その後地元メリーランド州の動物保護施設にたどり着いたのです。
猫のチャームポイントとも言える両耳を失い、まるでアザラシのような見た目になってしまったオータイティス。
彼はその見た目のせいかなかなか施設を訪れる人にも相手にされず、寂しい日々を送っていました。

運命を変えた出会い

しかし昨年の3月、そんな彼の運命が変わるきっかけとなる出来事が訪れます。
それは、地元の大学院に通うモリーさんという女性との出会いです。
当時、モリーさんは過去に経験した交通事故による不安障害に悩まされており、心の支えとなるペットを探していました。
そしてある日、彼女はインターネット上で目にしたオータイティスの姿に一目惚れをし、彼を家族の一員として迎え入れることを決めたのです。
「私はハンディキャップを抱えている動物を引き取りたいと考えていたため、オータイティスの写真を見た時は運命を感じました。施設のスタッフからは彼が聴力を失ったことを聞かされましたが、私にとってそれは大きな問題ではなかったのです。」
モリーさんは言います。

モリーさんの心を支えたオータイティス

モリーさんの自宅へやって来た当初は慣れない環境に戸惑っている様子だったというオータイティス。
しかし、彼はすぐに新しいお家での生活に慣れ、モリーさんにも積極的に甘えるようになりました。
気が付くと一日の大半をモリーさんの側で過ごすようになったオータイティス。
モリーさんは時々不安障害による発作に苦しむことがありましたが、オータイティスが側にいると心が安らぎ、どんなに辛くても前向きな心を持つことが出来たそうです。
「オータイティスは私がストレスや発作に苦しんでいるとそれを察知し、すぐに私の側に駆け寄って来てくれました。彼はいつしか私の心の支えとなり、私の生活に欠かせない存在となったのです。」
モリーさんは言います。

出会いから1年…

これまで支え合いながら共に困難を乗り越えてきたモリーさんとオータイティス。
出会いから1年が経った今、彼らの間には飼い主とペットという関係を超えた強い絆が存在しています。
「不安障害と闘う私の心を癒してくれるのはオータイティスだけです。あの日の出会いによって救われたのはオータイティスではなく、私の方だったのかもしれません。」
モリーさんはこうコメントしています。
オータイティスは今も、そしてこれからも、不安障害と闘うモリーさんを支え続けます。
何故なら、それが家族として迎えてくれたモリーさんに対してできる精一杯の恩返しであり、彼の使命だからです。
その使命がある限り、オータイティスはこの先も長生きをし、いつまでもずっとモリーさんの側に寄り添い続けることでしょう。
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