事故で後ろ足を失った猫が「バイオニック義足」の移植手術に成功。歩く喜びを取り戻した猫の姿に感動の声が集まる。

猫へのバイオニック義足の移植はイギリスに続いて世界で2例目となり、注目を浴びています。

[2017-02-03]

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ブルガリアの首都ソフィアにある動物病院「Central Vet Clinic(セントラル・ベット・クリニック)」。
この病院には、東ヨーロッパでは初となる「バイオニック義足」の移植手術に成功し、失った後ろ足を取り戻した一匹の猫がいます。

後ろ足を失った猫「プー」

「プー」と名付けられたその野良猫は、足の骨が砕けた状態で路上に倒れていたところを発見され、その後セントラル・ベット・クリニックにて保護されました。
診察を担当した獣医師は、プーが自動車事故か列車事故に遭った可能性が高いと判断しています。
プーはその後動物病院で手術を受け、一命を取り留めた代わりに後ろ足を失う事となってしまいました。
しかし、その時手術を担当したウラジスラフ・ズラチノフ(Vladislav Zlatinov)獣医師は、プーが再び歩けるようになることを信じ、手術後もプーを救う方法を模索し続けたそうです。
そしてある時、ズラチノフ獣医師はまだイギリスでしか成功例の無い「バイオニック義足」の移植に目を付け、昨年の12月にプーにバイオニック義足の移植手術を施したのです。

「バイオニック義足」とは

「バイオニック義足」とは、"足を動かしたい"という脳から神経への信号を義足内にある電極が受信することで、思考を通じてコントロールすることを可能にした夢のような義足です。
この義足が移植された人や動物は、義足を体の一部として自由に動かすことができる為、世界的にも注目されています。

手術の結果…

手術から1か月後、プーはズラチノフ獣医師を始めとする動物病院のスタッフに見守られながら手術後初となる一歩を踏み出しました。
その時の様子がこちら。
プーは慣れない義足の感覚に戸惑いながらも、着実に一歩ずつ前へと進んでいきました。
そして驚くことに、その後義足の感覚を掴んだプーは歩くだけでなく、走ったりジャンプをすることもできるようになったそうです。
「手術は大成功で、現在プーは時々よろけながらも不自由のない生活を送っています。私達もそんなプーの姿を見て、日々喜びを噛みしめています。」
ズラチノフ獣医師はこう話します。

プーの幸せを願って

歩く喜びを取り戻したプーは、現在も動物病院で元気に暮らしながら里親のお迎えを待っているそうです。
プーが一日でも早く素敵な里親に出会い、幸せな第二の人生を歩むことが出来るよう願いたいですね。

動物医療の未来

ズラチノフ獣医師はプーへの手術を通じ、「バイオニック義足」が大きな可能性を秘めていることを証明してくれました。
今後バイオニック義足が世界的に普及し、足を失った動物でもプーのように自由に歩けるようになる時代が訪れることを願わずにはいられません。
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