前足が不自由な状態で2年間生き延びてきた野良猫が、一人の心優しい女性に保護され、ついに安全な場所へと辿り着く。

後足でピョンピョンと飛び跳ね、たくましく生きてきた猫「ルー」のお話。

[2017-02-01]

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アメリカ・ニュージャージー州を拠点に活動する動物レスキュー団体「Zeus and the Kitty Cats(ゼウス・アンド・ザ・キティ・キャッツ)」。
この団体に所属するキムさんという女性は、先日地元にある猫のたまり場で不思議な歩き方をする1匹の野良猫を発見しました。

猫に近づいてみると…

猫に近づいて様子を見てみたキムさんは、その後すぐに猫が抱えるある問題に気が付きました。
なんと、その猫は前足が大きく曲がっており、4本足で歩くことが出来ない状態だったのです。
「その猫は前足が使えず、まるでカンガルーのようにピョンピョンと飛び跳ねて移動していました。どうやら、彼女は生まれてからずっとこの状態で生きてきたようです。」
キムさんはこう話します。
その日以来、キムさんは猫の事が忘れられず、毎日その場所を訪れては猫の様子を見守るようになりました。
そして、彼女はある時から猫を「ルー」という名前で呼ぶようになったのです。

親友の存在

毎日ルーの行動を観察しているうちに、キムさんはあることに気が付きました。
それは、ルーにはいつも側で支えてくれる親友がいるということです。
「ルーはいつももう一匹の猫と行動を共にしており、その猫の事を信頼している様子でした。どうやら、2匹はこれまでお互いに支え合って生きてきたようです。」
キムさんはこう話します。

キムさんの決断

ルーに出会って数日が経ったある日、キムさんはついに一つの決断をしました。
それは、ルーをしばらく施設で引き取り、その後里親のもとに引き渡すというものです。
そしてつい先日、キムさんは他の職員と協力してルーを捕獲し、施設へと連れて帰りました。
現在、ルーは「Zeus and the Kitty Cats」が運営する施設で治療を受けながらのびのびと暮らしているそうです。

今後の予定

「私たちは今後、ルーと一緒にいたもう一匹の猫も施設で保護し、いずれは2匹を里親のもとへ引き渡す予定です。2匹にはこれからも支え合い、仲良く幸せな暮らしを送ってもらいたいと考えています。」
キムさんは今後の予定をこのように話しています。
推定2歳だというルーの人生はまだまだ始まったばかりです。
これまで野生でたくましく生きてきた彼女には、これからは温かいお家でのびのびとした暮らしを送り、残りの人生を幸せに生きてもらいたいと思います。
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