子猫を産む"機械"として飼育されてきたベンガル猫が、初めて我が子をその腕に抱き、母になる喜びを知った瞬間。

「フェリシティ」と名付けられたそのベンガル猫は、これまで出産をする度に子猫をブリーダーに取り上げられてきました。しかし昨年、施設で保護された彼女はついに我が子を腕に抱くという夢を叶えたのです。

[2017-01-29]

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先日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州にある動物保護施設にて、悪徳ブリーダーのもとで飼育されていた1匹のベンガル猫が保護されました。
後に「フェリシティ」と名付けられるそのベンガル猫は2匹の子猫を妊娠していましたが、劣悪な環境で飼育されていたために多くの病気を抱えており、検査の結果無事に出産できる確率は極めて低いと判断されたそうです。
「フェリシティは体中にノミ・ダニが付着し、上気道感染や子宮感染を初めとする様々な病気を患っていました。施設の職員もそんな彼女の衰弱した姿を見て"もうお腹の子猫はダメかもしれない…"と考えずにはいられませんでした。」
施設の職員の一人はこう話します。

それでも諦めなかったフェリシティ

しかし、フェリシティは決して子猫を生むことを諦めてはいませんでした。
なんと、彼女は施設で保護された後も病気に負けずに必死に闘い続け、その数日後に無事に2匹の子猫を出産してみせたのです。
生まれてきた子猫はどちらも健康で、母猫譲りの美しい顔立ちをしていました。
そんな2匹の姿を見た瞬間、フェリシティは嬉しそうな表情を見せ、ぎゅっと2匹を抱き寄せたそうです。
「フェリシティはこれまで何度も出産を経験してきましたが、その度に子猫をブリーダーに取り上げられ、寂しい思いをしてきました。しかし、今回施設で無事に2匹の子猫を出産した彼女は、生まれて初めて母になる喜びを知ることが出来たようです。」
施設の方はこう話します。

母になる喜び

出産後、フェリシテイは片時も子猫の側を離れず、寝る間を惜しんで子育てに励みました。
そして、子猫から元気をもらった彼女は病気も乗り越え、日に日に元気な姿を見せるようになったそうです。
元気を取り戻したフェリシティは、その後施設の職員やほかの動物たちにも愛嬌を振りまくようになりました。
そんな愛情深い彼女の姿には、施設の方々も驚かされてばかりだったといいます。

その後…

その後、幸運にも里親が見つかったフェリシティと子猫達は、つい先日施設を離れ新たなお家へと旅立っていきました。
現在、彼らは一人の女性の自宅で親子仲良く幸せな暮らしを送っているようです。
「フェリシティと子猫達が施設を旅立った日は、私たちにとって特別な日となりました。素敵な里親に出会う事が出来たフェリシティなら、きっとこれからも子猫達の側を離れず、幸せな暮らしを送ることができるでしょう。」
施設の方々はこう話し、フェリシティと子猫の幸せを願っています。
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