ベトナムの違法な熊牧場にて、胆汁採取の為に体に穴を開けられ、小さな檻の中に監禁されていた熊が保護される。

熊にとっては生き地獄のような場所を抜け出し、自由を手に入れた熊「アンガス」のお話。

[2016-09-20]

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今から7年前、ベトナムにて、胆汁採取を目的に熊を飼育していた牧場から1匹の熊が救出されました。
ご存知の方も多いかとは思いますが、中国やベトナムを初めとするアジア諸国では熊の胆嚢から採取できる胆汁が漢方薬として親しまれており、その胆汁を採取するためだけに熊を飼育している牧場が多く存在しています。

劣悪な環境の下で暮らしていた熊

熊を保護した「Animals Asia」という団体の方々は、当時の状況をこう話します。
「その熊は、日の当たらない場所で小さな檻に入れられ、まるで囚人のようでした。彼は外に出ることも許されず、胆汁を絞り取られるためだけにそこで暮らしていたのです。」
「そして、彼は体に穴があけられ、その中にはチューブが入れられた状態でした。私たちが到着した頃、彼は息はしていたものの、決して生きているとは言えないような状態だったのです。」

施設へ

保護された熊はその後「アンガス」と名付けられ、他にも多くの熊が暮らす施設へと送られました。
そして、施設で治療を受けながらのびのびと暮らし始めたアンガスは少しずつ回復し、次第に元気な姿を見せるようになりました。

お気に入りのおもちゃ

アンガスはゴム状の素材でできた犬用のおもちゃが気に入ったらしく、施設に来てからは毎日そのおもちゃで遊んでいるそうです。
どうやら、そのおもちゃは他の熊にも大人気で、施設ではほとんどの熊がそのおもちゃで遊んでいるんだとか。
施設ではおもちゃの中に米やドライフルーツ、ピーナッツパター等を混ぜた栄養食を入れ、それぞれの熊が遊びながら栄養を取れるよう工夫しているそうです。

熊牧場の撲滅に向けて

アンガスは幸運なことに救助され、自由を手に入れることができましたが、世界にはまだ小さな檻の中で苦しみながら助けを待っている熊が多く存在します。
ベトナムでは胆汁採取のためにクマを飼育することは禁じられている為、アンガスを監禁していた牧場の経営者は逮捕されたそうですが、中国では未だに多くの熊牧場が存在し、胆汁の採取が続けられているそうです。
Animals Asiaでは、現在も胆汁採取を目的とした熊牧場の撲滅に向け、熊の救助を続けています。
今後より多くの熊が保護され、アンガスのように自由を手に入れられるよう願わずにはいられません。
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