人間に母親を殺された子ザル、新しいママに愛情を注ぐ姿に感動…

子ザルが教えてくれたのは、純粋に人を愛する心でした。

[2016-05-30]

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中南米に棲息するクモザル科の仲間、ホエザル。
パナマに住むこのホエザルの赤ちゃん、名前をブーマーといいます。

ブーマーは、ハンターによって母親を殺されてしまいました。
パナマ警察は、ブーマーの母親を殺したハンターを捕まえ、懲役3年の刑に処しました。
ペットショップに売り飛ばされそうになったところを、危機一髪で救出されたブーマー。
野生動物の保護施設へ送られ、そこで働くラケルさんと出会いました。

その日から、ラケルさんは母親を亡くしたブーマーの新しいママになったのです。
ホエザルの赤ちゃんは、通常、生後6か月頃まで母親と一緒に過ごします。

母親は赤ちゃんにつきっきりで面倒を見ます。
もし、目を離してしまったら、高い木から落ちて死んでしまう可能性もあるからです。
ホエザルの親子はいつもベッタリとくっついています。

離れ離れになると、寂しさのあまり死んでしまうことさえあるのだそうです。
そんなホエザルの特性をよく知っているラケルさんは、ブーマーにつきっきりで世話をしました。

ブーマーも、ラケルさんを母親だと信じ、ピッタリと寄り添います。
ある日のこと、ラケルさんは知人を迎えに空港に行くことになりました。
もちろんブーマーも一緒に行きましたが、空港の中にまでついて行くわけにはいきません。

ということで、ほんの少しの間、ブーマーは別の人と一緒に車の中でラケルさんを待つことになりました。
ラケルさんが車の外へ出て、ドアが閉まった瞬間、ブーマーは悲しそうに鳴きはじめました。
そして窓の外のラケルさんを探し回りました。

ハンドルやダッシュボードに登ったり、シートの下に潜り込んだりしながら、鳴いてラケルさんを探し続けます。
ブーマーを預かった人は、抱いて彼を落ち着けようとしました。

いつもラケルさんがしているように、ブーマーを首の後ろにのせて優しく撫でてみましたが、全く落ち着かせることはできません。
しかし、鳴き続け、動き回り続けたブーマーは、次第に疲れてきてしまいました。

様子を見守っていた人が再びブーマーを抱いてみると、今度は逃げることなく落ち着きました。
そして、すすり泣きながら寝てしまったのです。
まるで、泣き疲れてそのまましゃくりあげながら寝てしまう人間の赤ちゃんそのものですね。
本当に、ラケルさんのことが大好きで、信頼しきっている様子に心を打たれます。
ラケルさんが車に戻ると、ブーマーはすぐに気づいて目を覚ましました。

あっという間に定位置の首の後ろにおさまりましたが、まだ少し不満そうに鳴いていたそうです。
この日、車の中でブーマーを預かるという貴重な経験をした人は、この様子に心底感動しました。

ここまで純粋に一人の人を信頼し、愛する気持ちは、大人になると忘れてしまいがちです。
この小さな赤ちゃんザルが、大切なことを思い出させてくれたようです。
人間によって酷い目にあわされたブーマーですが、再び人間を信頼して暮らしてくれるようになりました。

ラケルさんにたっぷり愛されて、これからも元気に成長してほしいですね。
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