病院の外でお父さんを待ち続ける犬

突然飼い主のお父さんが入院し、犬は毎日病院に来てドアの前で帰りを待ちました。

[2021-02-26]

最近一週間でメディカルパーク・カラデニズ病院に一番頻繁にやってくる訪問者は、犬のボンククです。

この小さな白い犬は、毎朝午前9時にやってきて、病院のドアの外で夕方まで待っています。

Trabzon'da, sahibi hastaneye kaldırılan köpek 5 gündür hastanenin önünde bekliyor. pic.twitter.com/IOeQGDCLvw
— Pusholder (@pusholder) January 19, 2021

病院のスタッフがこの献身的な犬に初めて出会ったのは、飼い主のセマル・シェンテュルクさんが救急車で運ばれてきた日です。ボンククは、後ろを追いかけてきていました。

シェンテュルクさんの親族がボンククを家に連れて帰りましたが、数時間以上も飼い主のお父さんと離れていることを拒みました。

「私たちが家に連れ帰っても、ボンククは逃げて病院に行き、父のことを待っているのです。」
とシェンテュルクの娘さんのアイヌル・エゲリさんはトルコの報道機関DHAに語りました。

Trabzon'da sahibini hastane kapısında 6 gün boyunca bekleyen Boncuk,sonunda sahibine kavuştu.
Evden kaçıp kaçıp sahibinin yattığı hastane kapisindsn ayrilamayan Boncuk büyük bir azimle sahibinin odasına bile çıkmıştı İkisinin kavuşmaları görenler gözyaşlarını tutamadı.. pic.twitter.com/Mv6zvd087x
— Masum Gözler (@masum_gozler) January 20, 2021

誰にも迷惑をかけたりしません。ただ辛抱強くドアのそばで待つだけです。

ボンククの忠誠心にスタッフの心は動かされ、外へ行ってごはんをあげたりして応援しています。

また、病院はシェンテュルクさんと愛犬のために面会を計画し、ベッドのそばまでボンククを連れてきました。

何日かぶりにお父さんに会ったボンククは、笑顔でしっぽをブンブン振りました。

Kavuşmuşlar pic.twitter.com/miP3S6pOqj
— aylin (@withaylin) January 19, 2021

シェンテュルクさんは、
「ボンククとは9年間いっしょに暮らしてきました。私も寂しいです。時々窓から呼んでいます。ボンククはここにいて、少し落ち着いているようです」
と話しています。

後日、シェンテュルクさんは無事に退院したそうです。ボンククは、やっと大好きなお父さんが帰ってきてくれてとても喜びました。

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