野生では珍しい、母親の死後に子供の世話をする父親オランウータン

通常子育てには関わることはないオスのオランウータン。ある動物園で、例外がいました。

[2021-02-13]

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野生では、通常オランウータンの父親は子どもの養育に直接的な役割を果たしません。

一方、自分だけで子どもを育てるオランウータンの母親と子どもの絆は、自然界で最も強いものの一つだと考えられています。実際、オランウータンの母親は、他のどの哺乳類よりも我が子のために多くの時間を費やします。

先月、デンバー動物園で母親オランウータンが突然亡くなり、その子供である2歳のセラが取り残されてしまいました。すると驚くことに、父親のベラニが我が子を育て始めたのです。
「ベラニはセラにとって最高の父親です。セラが必要としているすべてのものを与え、とても注意深く守っています」
と飼育員がFacebookで投稿しています。
父と娘が寄り添っているほのぼのとした写真をぜひご覧ください。文章よりもずっと説得力があります。

愛が奇跡を生み出し、類まれな絆が存在することを証明しています。
デンバー動物園の広報コーディネーター、カーリー・マクガイアさんは、
「ベラニは、オランウータンの典型的なオスとしての役割の例外となりました。ニアス(母親)が死ぬずっと前、ベラニはニアスの長女ヘスティを我が子のように扱っていました。

ヘスティはベラニの実の娘ではないのに、自分の娘のように接していたのです。だから、彼がセラの世話を始めたことは、私たちにとっては驚くことではありませんでした」
と話しています。
ベラニはセラにとって慰めの源であり続けています。

「群れは全体的に順調で、11歳になったヘスティはあと数年で自分の子供を持つことができますが、一日中セラとよく遊んでいます」
とカーリーさん。
カーリーさんに「父親のオランウータンが母親のオランウータンの代わりをすることは可能か」と尋ねると、「それは不可能だ」とのことでした。

「ニアスはその家族グループの真のリーダーであり、ベラニは確かにセラに母性本能を示していますが、彼女に取って代わることはできません。」
とカーリーさんは断言します。
母親オランウータンのニアスが亡くなったのは、12月17日。32歳でした。死因はよく分かっておらず、現在、コロラド州立大学の獣医学・生物医学サービス大学からの剖検の結果を待っているところです。

ニアスは2005年、17歳のときデンバー動物園にやってきました。

「彼女はこの15年間、お客さんを喜ばせ、絶滅の危機に瀕している種の大使を務めてきました。」
と動物園はコメントしています。

スマトラ島の森林が容赦なく破壊されたことで、スマトラオランウータンは今や絶滅寸前です。現在、野生で生息しているオランウータンは14,000頭未満なので、レッドリストカテゴリーの「絶滅寸前」に分類されています。
ネット上の反応:

「父親が娘を可愛がっているのは、とても美しい光景だ。」

「とてもかわいい。ロープにぶら下がっている写真が好きです。自慢のお父さんですね」

「ワンダフルで愛らしい生き物だ。彼らの生息地と野生生物を守ろう」

「素晴らしい。人間も見習うべき」

「まるで自分たちが絶滅寸前だとわかっていて、予想されていなかった行動で応えているようだ」

「パーム油を使うのをやめ、彼らの生息地を破壊するのを止めれば、きっと安全に暮らしていけるだろう」
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