生後わずか10日のラッコの赤ちゃんを救助

母親を求めて鳴いていたラッコ。たくさんの人の協力のおかげで、なんとか生きることができています。

[2020-09-08]

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ラッコはとてもかわいい動物ですが、近年では絶滅の危機に瀕しています。

特にアラスカ、カリフォルニア、カナダ、ワシントン州の沿岸海域では、原油が流出したことで、その生息環境がむしばまれています。

今日では、ラッコは絶滅危機生物保護法および海洋哺乳類保護法の下で 「絶滅のおそれがある」 と考えられています。

こちらは、ラッコのジョーイ。生後10日のとき、死んだ母親を求めて必死に泣いているところを発見されました。
カナダ放送協会によると、カナダ・バンクーバー島沿岸のブリティッシュ・コロンビア州キョコットの地元住民がジョーイを見つけたとのことです。

その後すぐにバンクーバーの海洋野生動物保護団体 「Marine Mammal Rescue Centre(海洋哺乳類保護センター)」 に運ばれました。
保護センターの主任獣医であるMartin Haulena氏は、CBCの取材に対し、
「ラッコの子供は、生後6ヶ月間母親に依存します」
と話しています。

ジョーイは極めて幼い頃に母親を亡くすという悲劇に遭い、さらにさまざまな合併症が起こりました。

ラッコの親は、子供に魚の捕り方、泳ぎ方、毛皮の掃除の仕方を教えます。そして常に毛づくろいが必要です。

誰がこのジョーイにそれを教えるのか、立派なラッコにするためにはどうすればいいのか、わかりませんでした。
もちろん、差し迫った課題は、ジョーイの健康を取り戻すこと。

「低血糖と低体温ですが、よく食べているので、良い兆候です。」
とHaulena氏は言います。

スタッフは交代で働き、入浴や毛づくろいを手伝い、哺乳瓶をミルクを与え、ライブカメラを設置して常に観察できるようにしました。

このように、ラッコの赤ちゃんの世話は非常に費用のかかる仕事です。

ラッコは代謝が非常に高く、ジョーイには1日に12本分のミルクが必要です。
保護センターは、ジョーイを「養子」 とすることにしました。

これは、ジョーイのケアを続ける資金を集めるためです。一人35ドルの寄付で、センターが孤児の子供たちの命を救う活動を続けるのに役立ち、「養子縁組」 証明書、ソーシャルメディアバッジ、年末の保護ビデオが送られます。

そして何より、動物の命を救う手助けをしたという満足感を得ることができます。(カナダに住んでいる場合は、寄付は税金控除の対象になります。)
水上飛行機で救出したパイロットや、センターのスタッフ、そしてもちろん、最初に鳴き声を聞いて助けた住民のおかげで、ジョーイは今生きられています。

センターのマネジャー、Lindsaye Akhurst氏は、
「あらゆる努力によって、ジョーイは保護センターに連れて来られました。自分一人では長く生きることはできなかったでしょう。」
と述べています。

ジョーイを 「養子」 にしたい人は、保護センター『Marine Mammal Rescue Center』のウェブサイト: https://mmrpatients.org/patient/el2001-joey/ にアクセスしてください。

すべての寄付は、このかわいい孤児のラッコの命を救うケアに役立ちます。
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