飼い主を救うためパトカーを先導したバディの話【動画付き】

[2019-12-30]

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2010年4月、アラスカ州で火災が発生。
ここは4月でも気温がマイナス5度以下になることも珍しくありません。
火災が起こった2010年4月4日も、森は雪に包まれ道路は凍結した状態でした。

奥地にある家に住んでいたベン・ハインリッヒさん(当時23歳)は、小さな作業場で、トラックの点検をしていました。

点検中

しかし、ガソリンに火花が散り点火する事故が発生。
作業場は一瞬にして炎に包まれました。
服に火が燃え移ったせいで軽いやけどを負ったベンさん。
火の手が広がらないようにと作業場のドアを閉め、外へ出ました。
中に愛犬のバディ(当時5歳)がいることに気付いて、すぐにドアを開け救助。
幸いにもバディは、ケガをしていません。
ベンさんが「助けが必要だ」と話すと、すぐにその場を去りました。
ベンさんの家は、辺鄙な地域にあります。
火事に気付いた近所住民が消防署へ通報し、連絡を受けた州警巡査が、火災現場へと急行。

しかし、パトカーのGPS機能が不運にもフリーズしてしまい、巡査は道を引き返そうとしました。
道を間違えると、別の方角へと車を走らせることになるからです。
方向転換しようとした時、巡査の前に犬が姿を現しました。
その犬は、まるで巡査を待っていたかのように、パトカーの前を走り出しました。

パトカーを先導して走り出した犬

実は、巡査は地元で経験豊富な犬ぞりのマッシャー(犬ぞり使い)。
犬の姿を見た瞬間、自分をどこかへ誘導したがっているということに気付きました。

パトカーのダッシュボードカメラがその時の映像を捉えています。
一刻も早く飼い主のもとへパトカーを導きたい一心だったのでしょう。
バディはひたすらパトカーの前を全速力で駆けています。

やがて、前方に激しく燃える建物を発見。
既に通報を受けていた消防署とすぐに連絡を取り合い、駆け付けた消防隊員らが迅速な消火活動を行いました。
そのおかげで、作業場は全焼したものの隣接していた自宅は、窓の一部が焼け焦げただけで済みました。

迅速な消火活動が行われた

愛犬への思いを語る

私を救ってくれたのは、これが初めてではないのです。バディは、釣りに行って熊に襲われそうになった時にも、撃退してくれました。もし彼がいなければ、私たちは家を失っていたでしょう。バディは私のヒーローです。

じゃれるバディ

バディは、生後6週目の時にベンさんに引き取られました。
が、実はバディの母親は警察犬だということです。
特に訓練をしたわけではないそうですが、母親からの優秀な血を受け継いでいたのでしょう。
その鋭い直感や勇敢さ、忠誠心は素晴らしいとベンさん一家は話しています。

2010年の火災事故の報道で、ヒーロー犬としてすっかり注目されたバディ。
その後、ベンさんと一緒に地元の学校に招かれ、火災の安全性についての講義に参加することも。

ですが、悲しいことにバディは肝臓がんを発病し長い闘いの末、2016年に旅立ちました。
それでも、その偉業は語り継がれています。
飼い主を救うためにパトカーを先導したバディ
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