老猫でも、心は子猫の元野良猫

シェルターである女性に擦り寄ってきた猫。何年も路上生活をしていたこの猫は、彼女から離れませんでした。

[2019-12-01]

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カリフォルニア州ウェスト・ハリウッドにある動物病院の里親コーディネーターをしているデイジーさんは2年前、ロサンゼルスのシェルターで里親募集のイベントを手伝っていました。そのとき、彼女は他の猫を引き取るつもりはなかったと言います。
公開されていない部屋に入ったデイジーさんの目は、マーニーという猫に向けられました。マーニーはデイジーさんのところに擦り寄ってきて、喉をゴロゴロさせながら、彼女の指に顔を擦り付けてきたと言います。

マーニーは路上で保護され、酷い状態でシェルターにやってきました。体重はわずか2kgととてもやせ細って、毛は絡まって汚れまみれだったと言います。
深刻な上気管感染だけでなく、顔周りに小さな傷があったと言います。愛に飢えていたマーニーは、デイジーさんに気がつくと悲しい瞳をしながら、切実に可愛がってもらおうとしていました。

シェルターでは彼女をケアできる十分な余力がないことを知っていたデイジーさん、すぐに行動に移さなければと思ったと言います。
16歳の猫を飼っているので、難しいことでしたが、何かしなければとマーニーを自宅に連れてきたデイジーさん。

そしてその初日、マーニーはデイジーさんの瞳をじっと見つめて、喉をゴロゴロさせながらデイジーさんに甘えました。長年の厳しいロサンゼルスでの路上生活から、ようやく自分は救われたのだと理解したマーニー。
少なくとも10歳ほどと推定されるマーニーですが、彼女の振る舞いはそれよりももっと若いです。3回ほどのお風呂の後に、絡まった毛を全て剃ったあと、デイジーさんの膝の上でのびのびと眠りに落ちたマーニー。

彼女はFIV(猫後天性免疫不全症候群)に感染しているだけでなく、歯茎の疾患や結合組織の脆弱性に関わる疾患のエーラス・ダンロス症候群、他の慢性疾患も抱えていることがわかりました。
歯茎の治療のため、全ての歯を抜く必要があったマーニー。1日もせずに彼女はガツガツと食べるようになり、そして体重を増やして体力をつけていきました。

他にも様々な健康問題を抱えながらも、いつも前向きなマーニー。温かい膝の上で眠れ、愛情とともに世話をしてくれる人がそばにいてくれるのがとても嬉しそうです。
遊ぶのが大好きで、どこにでもデイジーさんの後をついていくマーニー。キッチンではカウンターでデイジーさんをじっと、クローゼットでは、服を畳むデイジーをじっと見つめ、サファに座ってなければ、膝の上に座るマーニー。
もうマーニーはシェルターでいたガリガリに痩せた猫ではありません。体重は5.2kgを達し、ゴージャスで甘えん坊の猫ちゃんへと変化したのです。
草の上でゴロゴロするのは大好きなマーニー。また、日向ごっこするのも大好きです♪
デイジーさんは毎日、マーニーに揉み揉みされながら、彼女の喉のゴロゴロ音を聞きながら目を覚まします。

そして寝るときはデイジーさんのそば以外では眠らないマーニー。
今は12歳になったマーニーですが、まだ心は子猫のままだと語るデイジーさん。
長い間、路上で苦労したマーニーは、ようやく穏やかで幸せな日々を過ごすことが出来て、とっても幸せです♪
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