飼い主さんが亡くなってから15分後に旅立った愛犬ネロ

[2019-08-29]

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スコットランドに暮らす、スチュアート・ハッチントンさんは、今年の夏、人生の幕を下ろしました。
2019年8月11日、25歳という若さでした。
2011年に脳腫瘍と診断されてからというもの、手術や化学療法を繰り返してきたスチュアートさん。
しかし、2014年と2018年にガンが再発し、一度も完治することはありませんでした。

そんなスチュアートさんを傍で支え続けて来たのが、フレンチブルドッグのネロ(2歳)だった。
彼は、6年前に知り合ったダニエルさんと2年前に婚約し、今年1月に結婚。
夫妻はネロとナーラ、2匹の間に生まれた子犬、アメリアの3匹の犬を飼っていました。
特にネロは、よくなついており、いつも傍にピッタリと寄り添っていたそうです。
偶然にも、ネロはスチュアートさんが旅立ってから15分後、急病で亡くなってしまいました。

ずっと寄り添って来たネロ

スチュアートさんは、2018年に化学療法を始めるために入院。
その後は3か月ごとに定期的な検査を受けました。
今年3月の検査では、治療に効果が見られたそうです。

しかし、5月に家族旅行をした際、スチュアートさんは手に痛みが走ります。
検査をすると何も異常はありませんでしたが、6月頃には腕全体が痛みを感じるまでになっていました。
検査の結果、スチュアートさんのガンは、あらゆる場所へ転移しており、手の施しようがありませんでした。

人生最期の時間を、生まれ育った実家で過ごしたいと思ったスチュアートさん。
妻のダニエルさんは、スチュアートさんの実家へと一緒に向かい、献身的に介護しました。
それはちょうど、スチュアートさんが亡くなる4週間前のことでした。

2017年に婚約し、2019年に結婚

8月11日、ダニエルさんに不思議な出来事が起こりました。
ダニエルさんのメガネが何の前触れもなく壊れてしまったのです。
ダニエルさんが父親に連絡を入れると、代わりにスペアのメガネを取りに行こうとしてくれました。
お父さんとしては、娘が最愛の夫と少しでも一緒に過ごしてほしいという思いからでした。

父親が娘夫婦の家に着くと、ネロの様子がおかしいことに気が付きました。
これまで変わりなく元気にしていたネロの急変に驚いたお父さん。
すぐさまネロを動物病院へ連れて行くと、脊椎に異常が見られることが判明!
治療する暇もなく、ネロは虹色の橋を渡って行ったそうです。
ちょうど15分前に、スチュアートさんは、あの世へと旅立っています。

一心同体の間柄

【スチュアートさんの母親の言葉】

スチュアートは、11日の午後1時15分に帰らぬ人となりました。
そして、息子の愛犬ネロも同日、15分ほど後にこの世を去りました。
3匹の犬を飼っていましたが、特にネロとの絆は深かったと聞いています。
片時もネロは、息子の傍を離れることはありませんでした。

いつの日か息子が旅立つ日が訪れると覚悟はしていましたが、やはりツラいものですね。
ダニエルにとっても、愛する夫を失っただけでなく、愛犬をも失うこととなりました。
彼女の悲しみは大きく、今でもショックを受けています。
奥さんであるダニエルさんが一番ツラいでしょうね。
残されたものは、これからをしっかりと生きていかなければなりません。
深い悲しみが癒えることはないとは思います。
でも、空の上からスチュアートさんとともに、ネロもしっかり見守っていてくれることでしょう。
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