飼えなくなったからと戻されることになったブルマスティフが脱出して向かったのは…

[2019-08-13]

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ロシアのノヴォシビルスク市の犬舎で生まれたブルマスティフのマル。
生後6カ月の時に、育ての親の元から約800kmも離れたクラスノヤルスク市在住のカップルに引き取られました。
しかし、半年後、その飼い主から育ての親であるアーラ・モローゾワさんの元に連絡が。
内容は「動物アレルギーのためマルの世話ができない」というもの。
「犬を飼えなくなった場合は、まずアーラさんに連絡する」という契約を交わしてました。

連絡をもらったものの遠くにあるため、アーラさんはすぐには行けません。
そこで引き取り人を雇い、マルを連れ帰ってもらうことにしたのです。
引き取り人と一緒にノヴォシビルスク市行きの列車に乗ったものの、アクシデントが発生。

「マルはパニックを起こしました。一緒にいるはずの飼い主がおらず、列車の音も怖かったんでしょう。おびえた彼女は客室から逃げたんです。」

マルは、次の停車駅が迫った時にハンドルに飛びつき客室ドアを開け、外へ飛び降りました。
その先には、夜の闇に包まれたタイガ(針葉樹林)が広がっています。
そこはクラスノヤルスク市から約200kmも離れた駅の手前。
列車も緊急停止し、引き取り人がマルに戻るよう呼びかけましたが、タイガの中へ消えてしまったとのこと。

飼えなくなったからと戻されたマル

電話で報告を受けたアーラさんは元飼い主に連絡を入れました。
不安でたまらないマルの捜索を手伝ってほしいと伝えましたが、彼らは拒みました。

アーラさんは、彼らのその態度に腹が立ったと言います。

「マルが迷子になったと知らせても平然とししてて、ああ、そうって感じ。つまりはそういう人たちだ、というのがよく分かりました。厄介払いができてせいせいしているのでしょうか。」

アーラさんはマルの捜索をあきらめることはありませんでした。
ネットでマルの情報をシェアして目撃情報を募集しました。
捜索が2日目にして、ようやくマルの居場所が判明したそうです。

元の飼い主は捜索に協力もせず

連絡を受け、「無事でいてくれて本当に良かった」と安心したアーラさん。
しかし、その場所を知り驚きを隠せません。
そこは、彼女を不要とみなして返却を望んだ元飼い主の家のそばだったのです。
マルを発見してくれたのは、地元のボランティア団体。

彼らによると、発見した時、マルは足を骨折しており、肉球も割れてボロボロだったとのこと。
さらに鼻先には線路の土手から落ちた時に負った傷が痛々しく残ったままだったそうです。
彼女はこの2日半を一心不乱に歩き続けました。
幸運にもクマやオオカミに食べられずに済みましたが、平坦なものではなかったでしょう。

戻った先は、元の飼い主の自宅近く

「マルは元飼い主の家を探していたんです。住んでたところに戻りたかったのでしょう。犬は人に強い愛着を持ちますから」と語るアーラさん。

アーラさんは、マルが元飼い主の自宅を間違わずに向かったことにも驚いています。
「知らない場所でクラスノヤルスク市まで戻るなんて。都市で生まれ育ったマルは庭の中しか歩いてません。他の場所に行ったことさえないのに。知らないタイガを通り抜けてきたんですよ。スゴいことだと思います。」

家族に会いたい一心で…

マルを飼えなくなった建前として、動物アレルギーを挙げている元飼い主。
そうであれば、飼う前にしっかりと自分の体質を調べておくべきです。
おそらく、マルを飼うことが大変だと分かり、投げ出したくなったのでしょう。
しかしながら、マルにとっては、こんな飼い主でもかけがえのない存在になっていたのです。
人間の身勝手に振り回されてしまったマルが気の毒でなりません。
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