母親を失った子馬のそばに付き添う犬

たった生後9日で、子馬のタイは母親を失いました。ですがその日の夜、オーストラリアン・キャトル・ドッグ犬のジップという予想していなかった友達が出来ました。

[2019-07-11]

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毎年、子馬を育てていますが、それまでジップはドアから彼らを見ているだけで、興味を示さなかったと語るジップのママ、カーラさん。ですが3月のその日、5歳の元保護犬のジップは自分が必要とされていると分かったのでしょう。
タイの母親は出産後から体調を崩し、治療の甲斐もなく容体は悪化してしまいました。親子に希望が無くなって行く中、カーラさんは彼らのそばに付き添っていました。そしてジップはいつものように、彼女のそばについていたと言います。

カーラさんは、なんとか母馬が元気になると信じて世話をするため、納屋で過ごしました。そんな彼女のそばにずっといたジップは、路地で横たわっていた子馬の横にいたと語るカーラさん。
ジップはクゥンクゥン鳴いていたと言います。何かが起きると彼は分かっていたのでしょう。そして翌朝、タイは母親を失いました。でも、独りぼっちではなかったのです。

ジップが変わりにずっと生まれたばかりの子馬のそばにいたのです。そしてタイは、ジップがそばにいると、リラックスして嬉しそうにしていると話すカーラさん。タイもジップが自分のことを慰めようとしてくれていることを知っているようだと彼女は言います。
それから6週間、ジップはタイから目を離すことはしませんでした。カーラさんが子馬のごはんを与えに行くたび、いつもジップがタイに会いに行くと言います。

カーラさんが納屋行くたび、いつもジップはカーラさんを追い越して、真っ先に子馬の元に駆けつけるのです。そしていち早く、タイの馬屋に入りやすい素ぶりを見せたと言います。
それから月が流れ、父親役を買って出てくれたジップのおかげで、タイは体重を増やし、健康的な馬へと成長しました。

今はほとんどの時間を、牧草地で姉さんと過ごしているタイ。彼は、お姉さんから馬としての振る舞いやマナーを教えてもらっています。そしてジップも、馬屋に入りたがる素ぶりはしません。
今のタイは、うずうずして遊びたがるので、ジップは今は彼から離れていると語るカーラさん。彼はタイが自立するための試練が必要と分かっているのです。

でもタイが彼を必要としているときは、いつも、タイの必ずそばにいてあげるジップ。彼らの関係が変わることはありません。
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