美しい毛を持つインドオオリス

齧歯動物でありながら、愛らしいだけでなく、見事な美しい毛を持つインドに生息しているインドオオリス。かつては彼らを見るには当たり前の光景でした。しかし都市化が進むにつれ、彼らは減少しつつあったのですが・・・

[2019-04-08]

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齧歯動物というと、どのようなことを思い浮かべますか?もちろん、有害動物としては有名で、食欲旺盛で病疫を振り撒くことでも知られていますよね。一方でラットやモルモットなど愛らしい家庭ペットとしても有名です。

可愛らしい存在ではありますが、素晴らしく美しいというものでもありません。ですが、インドに生息しているインドオオリスは、綺麗で多彩な毛を持ち、煌びやかな姿をしているのです。
北アメリカに生息するトウブハイイロリスや、もっと可愛らしいキタリスを見慣れている人にとってインドオオリスは衝撃的でしょう。

インドオオリスは大きく、背伸びすると約1m弱ほどになります。そのほとんどが、見事までの青色のフサフサした尻尾が占めています。
体が大きく、派手な毛の色をした彼らを見つけるのは、実はとても難しいです。黒色、茶色、オレンジ色、栗色に紫色は、木々を渡り歩いて生活する彼らを完全に林冠に溶け込ませるのです。

そうして彼らの外敵である猛禽類やヒョウから身を守っているのです。インドオオリスは、食べものも選り好みしません。木の上にあるものであれば、なんでも食べます。大きな尻尾を振り回して木から木へと移って花や樹皮、種や昆虫、鳥の卵さえも。
しかし彼らの生息数は減少しつつありました。絶滅の危機と認定されてはいないものの、彼らの美しい毛皮を目当てに一部のインドで狩られてしまっているのです。

また人間の侵略によって、インドオオリスの生活地域が奪われ、一部の地域では完全に姿を消してしまったところもあるのです。
インド南部のタミルナードゥ州コダイカナル市に住んでいるアマチュア写真家のモハンマドさんはある朝、日々の散歩中にそんなインドオオリスを見かけてびっくりしたと言います。

1982年、まだ少年だったモハンマドさんはコダイカナル市に移り住んできました。その当時はまだ人口も少なく、緑に囲まれた場所だったと言います。木々を飛び移っているインドオオリスをよく見かけましたが、次第にその数は減っていって絶滅したと話すモハンマドさん。
ですが約34年経った今日、再びインドオオリスを目の当たりにして嬉しいと語ります。観光地として1990年代に多くの人々が移り住んできたことで、インドオオリスの生息数を劇的に減らしてしまったのでは、と語るモハンマドさん。

ですがどうやら彼らは再びこの地域に戻ってきて、人々と共存するようになったのでしょう。モハンマドさんによれば、この地域の人々は自然を大切にする習慣を持っているといいます。
なので、インドオオリスはここでは狩られてないはずだと彼は話しました。それがここに来て彼らが復活して戻ってきた一番の理由でしょうとモハンマドさんは語りました。

それ以外にも、インドのプネーにある「Rajiv Gandhi Zoological Park」でインドオオリスを保護して繁殖、そして研究していることも彼らの復活を手助けしているのです。
また、インドオオリスの保護目的で設計された自然動物保護施設「Bhimashankar Wildlife Sanctuary」でも、インドオオリスの生息数が徐々に増加しているという嬉しいニュースもあります。2015年から2016年の間で約8%の増加があったという報告もあります。
美しい毛を持ったインドオオリスは現在、その存在を手厚く保護されつつあります。いつの日かまた、彼らの姿を見るのが日常的なことになって欲しいですね。
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