母猫と目が見えない子猫たち

テネシー州の東部にあるシェルターにやってきた母猫と4匹の子猫たち。母猫の心身ともにボロボロで、子猫の体調も深刻な状態でした。

[2019-03-26]

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深刻な上気道感染にかかり、目も盲目になりつつあった子猫たち。彼らに必要なケアができないシェルターは、テネシー州ジョンソン市にあるレスキュー団体「Neonatal Kitten Rescue」にこの一家を預けることにしたのです。

しかし悲しいことに、2匹の子猫は助かりませんでした。そして、団体はボランティアスタッフのサラさんに、この一家の面倒をお願いしたのです。
一家の一時預かりを承諾したサラさんの元にやってきたとき、母猫は骨と皮のみだったといいます。そして子猫たちも標準体重よりも軽い状態でした。

特にグレイの子猫、リリーは標準の1/3しかなかったのです。目も見えない状態で無気力だった彼女は、頭をあげる力すらありませんでした。一方、白黒の子猫のドミニクは全盲ながらも、すぐに回復し始めたと話すサラさん。
リリーは生き残れないかもしれないと心配したサラさん。それでも、なんとか、彼女に生きるチャンスを与えたかったと話すサラさん。

リリーよりも大きく逞しい2匹が亡くなったにもかかわらず、彼女がまだ残っているのは、リリーが懸命に生きようとしているからだと語るサラさん。
母猫のペネロペは、ストレスによって母乳が出なくなっていました。そして、リリーは自力でミルクを飲むことが出ない状態のため、サラさんはつきっきりでシリンジでリリーにミルクを与え、子猫たちに抗生物質を投与したのです。

苦労しながらもリリーは少しずつ体重を増やし、リリーの体重が100g増えるたびに、サラさんは喜んで祝ったといいます。
一歩一歩が重かったものの、リリーは必ず前に進んでいきました。そして母猫のペネロペは、我が子を可愛がり、特にリリーが元気になるようにたくさん愛情を注いでやったのです。
ペネロペは救助された当初、ガリガリにやせ細って、毛もところどころ抜けてパサパサでした。我が子のために懸命に授乳したものの、狭い場所で24時間つきっきりで育児をし、2匹の子猫を失ってしまい、彼女はすっかり気力を落としてしまったのです。

サラさんの元にやってきてようやく、ペネロペはゆっくり自分の体を休めるようになったのです。
静かで穏やかな環境でストレスから解放され、自分のペースで子猫たちの育児をできるようになったペネロペ。
母乳が出なくても、母親として横たわって子猫たちに愛情と温もりを与えるペネロペ。

子猫たちもペネロペがそばにいると喉をゴロゴロさせて甘えます。
愛情を持って子猫たちの毛繕いをするペネロペ。そして、明らかに彼女の物腰と毛に違いが現れました。彼女は、我が子も含めてもう安全なのだと分かったのです。
現在は、子猫たちに猫の教育をしている最中だと話すサラさん。リリーと一緒におもちゃで遊んだりもするペネロペ。

そしてリリーは、左目の視力が一部取り戻すことができました。そしてペネロペの後ろをついて回り、彼女がすること全てを模倣するリリー。
リリーは、ママの尻尾を追いかけるのが大好きです。右目の視力は失ったままですが、左目が両目分の役割を果たしているようです。

食欲旺盛でがつがつ食べる彼女は、サラさんの膝の上に乗っかって遊んだり甘えたりします。まだドミニクに比べれば体は小さいものの、彼と一緒遊ぶのになんら問題ありません。
そして母猫のペネロペと子猫のリリーとドミニクは、新しい里親を見つける準備が整いました。素敵な家族に出会えるといいですね♪
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