玄関先で発見された盲目の子猫

生後数週間しか経っていない子猫が去年の秋、ある住宅の玄関先に迷い込んできました。目は深刻な感染症にかかり、とても酷い状態でした。

[2019-01-30]

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獣医に診てもらうと、盲目だとわかり、子猫を連れてきた人は安楽死を望みました。ですが獣医が拒否したため、別の獣医をSNSで探そうとしたのです。そんなとき、サウスカロライナ州にある地元の動物愛護団体がその投稿を見て子猫を引き取りました。
そして脊髄手術をし、術後の療養していたボランティアスタッフのリー・ホーグさんは、ケアを必要としている子猫のことを知り、子猫の世話を引き受けることにしたのです。また完全に回復しておらず、痛みもまだ残っているリーさん。それでも子猫のことを放っておけなかったと彼女は語りました。
子猫はベンジャミンこと、ベニーと名付けられました。ベニーは、自分の部屋に移されると、すぐに匂いを嗅いで探検を始め、トイレを見つけてプロのようにスペースを精密に整えました。

なによりも、彼がしたかっただろう柔らかいブランケットにくるんで、喉をゴロゴロ鳴らしながら眠ったベニー。
長い期間ずっと治療を受けてなかったベニーは両目の視力を失ってしまっていました。右目は腫れてしまい、潰瘍化していたと話すリーさん。ベニーが掻いてしまうため、瘡蓋だらけになっていた右目と、腫れてはいないものの同じくらい酷い状態の左目。

リーさんはおそらくベニーは長い間、上気道感染にかかっていたのではないかと見ています。ベニーは母猫と一緒にいたのかどうかさえ、分からないと話すリーさん。
そんなベニーは、目が見えなくても何も恐れません。とっても甘えん坊なベニーは、いつも抱っこを求めてきたとリーさんは話します。

残念ながらベニーの右目は救助不可能な状態で、さらなる感染を防ぐために摘出手術が必要とされたのです。ですがベニーの体重はまだ足りないため、手術は彼が十分大きくなってから行うことになりました。
その後、ベニーの体重は700gもありませんでしたが、ベニーはなんともないかのように、手術を乗り越えました。

手術を終えてリーさんの家に帰ってくると、ベニーはそれまで同様に元気に遊びまわって部屋を散らしたり、階段をも飛び降りようとしました。
それからはもう独りでいたくないベニーは、どこに行くにもリーさんの後ろをチョロチョロとついて回りました。

リーさんはベニーを職場にも一緒に連れて行くと、すっかり事務所でも人気の子猫になったのです。ママの肩に乗って観察したり、眠くなったらママのジャケットの中に潜り込んで昼寝をしたりしたベニー。
好奇心旺盛で、何も恐れないベニーは、鋭い聴覚と嗅覚でちゃんと好きなところに自力で行けます。

他の普通の子猫たちと同じように振る舞えると話すリーさん。
ベニーは、彼が直面した様々なチャレンジを簡単に乗り越えました。いつもベニーのことを心配していたリーさんですが、ベニー本人はただ我が道をちゃんと自力で進んでいったのです。

そんな彼のことを見て、本人は生きようとしているのに、助からないと匙を投げた人のことはずっと理解できないわ、とリーさんは語りました。
現在、ベニーはベットから飛び降りることも、見事にキャット・ツリーにも登れます。そして今はリーさんの飼い猫のパーキンズに夢中だとリーさん。

彼女の後をついてまわって一緒に浴槽のの中に入ったり、キャット・ツリーに登って降りてとしているそう(笑)
団体に保護されてから3ヵ月が経ち、ベニーは大きく成長し健康的になりました。以前よりも増して遊び好きなベニーは、今でもリーさんに甘える時間が大好きのようです。
もう何も彼を止めることは出来ませんね!
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