最悪の場所から見つかった犬…その後運命がガラリと変わる!

中国・北京で食肉加工のために殺されかけていた大きな犬。なんとか死ぬ前に救助されましたが、体はボロボロでした。

[2019-01-26]

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昨年8月、8才のチベタン・マスティフがひどい状態で発見されました。


北京近郊にある犬肉加工場で小さなケージに押し込められ、他の犬たちが殺される様子を間近で見せられていたのです。
マスティフはとても強い犬種で、殺されそうになったとき必死で抵抗したようです。


攻撃された工場長はケガをして、怒って犬を毒殺しようと考えました。
しかし、それでは殺した後に食べることができないため、断念しました。


その後周囲にこの犬の噂が広まり、レスキュー『Rescue + Freedom Project』が話を聞きつけてすぐに助けに来ました。
トールと名付けられたその犬は、ボロボロの状態でした。


工場長に何度も殴られ、全身にケガを負っていたのです。
殺されかけながらもなんとか生き延び、狭いケージの中で耐えていました。



まず地域のシェルターに入れられたのですが、残念ながら必要なサポートは受けられそうになく、国境を越えてアメリカに運ぶことになりました。
トールの体は大きく、アメリカへ輸送するのはそう簡単ではありませんでした。


しかし、特製のクレートを用意し、無事に到着できました。
トールはとても気性が荒く、人を寄せ付けない様子でした。


これまでに辛い経験や、長時間のフライトによるストレスを考えれば、当然なのかもしれません。
レスキューの創設者であるキースさんも、トールに近づくのがこわいと感じていました。


それでも、トールのために何ができるか、どうすれば良いのかを常に考えました。
トールは次第に変わっていきました。


攻撃的な性格がやわらぎ、穏やかな犬へと変化したのです。
チベタン・マスティスはもともととても賢く、本能で感じ取る能力が優れています。
誰かの善意や悪意をかぎとり、理解することができるのです。


キースさんはそんな性質を知っていたので、トールをずっと信じていました。
トールは、そこが安全で安心できる場所だとわかったのです。
キースさんのもとで、優しさと穏やかさを取り戻したトール。


それから間もなくして、次の飼い主が見つかったそうです。
新しい飼い主は、動物サンクチュアリのようなものを所有していて、馬やウサギも住んでいます。
大きい犬が好きで、トールの写真を見て気に入ったそうです。



たくさんの動物と優しい飼い主がいる家で、トールは幸せに暮らしています。
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