ゴミ捨て場にたたずむ犬。写真を見て、助けなければならないと思い…

トルコの都市の埋め立て場に、数百もの犬が住んでいます。当然どの犬も健康状態は悪く、レスキューが追いつかない状況です。

[2019-01-09]

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レスキュー『Rescuers Without Borders (RWB)』創設者のクリスタル・カーソンさんは、この写真を見て衝撃を受けました。



トルコの都市チョラムのゴミ埋め立て地に住む、カンガールシェパードドッグのクラトス。
ガリガリに痩せて、骨と皮だけの状態です。
また、クラトスは皮膚病も患っていました。そのせいで、毛が抜け落ちてしまったのです。


写真を見たカーソンさんは、その後クラトスのことを考えずにはいられませんでした。
チョラムのゴミ埋め立て場には、数百もの犬がいます。
捨てられた食べ物を食べたり、ゴミをベッドや毛布代わりにして眠ったりもします。


2017年、カーソンさんは友人とともにRWBを立ち上げ、犬たちにエサをあげたり、治療を行う活動を始めました。
一部の犬には新しい家族を見つけることもできました。


しかし、当然この犬たちみんなを救助することなど不可能です。
どの犬を助けるのか・・・いつも難しい選択を迫られています。
「どの犬を助けるかを決めるのはとても難しい作業ですが、子犬を選ぶことが多いです。
ゴミの中で自力で生きていくことが難しいからです。

厳しい寒さや飢えが原因で死ぬこともあります。

子犬だけでなく、高齢の犬や、自分で何もできないほど弱っている犬も積極的に保護しています」
とカーソンさんは話します。
8才のクラトスは、チョラムの厳しい寒さに耐えられずに死んでしまうかもしれない…。
そう判断され、11月にレスキューされることになりました。
クラトスは脱水と栄養失調で動くことすらままならない状態でしたが、助けてもらってとてもうれしそうです。
獣医に連れて行き、皮膚病と脱水、目の感染症の治療を受けました。
幸い、全体的に健康な状態だったそうです。


その後クラトスは別の都市のレスキューに移ることとなりました。

屋外の施設ですが、小屋があり、毎日十分なエサや水が与えられます。
何かあれば治療を受けることもできます。
カーソンさんはいずれアメリカにクラトスを迎えたいのですが、かなり難しい手続きが必要になります。


カンガール・ドッグはトルコで国の宝だと考えられており、輸出が禁じられているのです。
しかしながら、毎日埋め立て場や路上でたくさん死んでいる事実もあり、矛盾していると言わざるを得ません。
それでも、クラトスが救助されたのは幸運でした。
あのままゴミ捨て場にいれば、冬は越せなかったかもしれません。


以前よりはるかに良い環境で暮らしているクラトス。
毛も生え変わり、健康に幸せに暮らしています。
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