引越し先の庭にいた先住猫

ミランダさんが引越しした新しい家に着くと、そこには一匹の猫を託したいというお願いのメモがあった。12年前にその家の庭で生まれた野良猫は、以来ずっと彼らが面倒を見て来たという。

[2018-08-29]

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ミランダさんと彼女の家族は、ワシントン州に引っ越しをした。しかし、新たな住処となった家に10年以上もそこで住んでいる猫がいる、ということにびっくりした。新しい家の中には、「一つお願いがあります。」という言葉から始まっている元所有者からの手書きのメモがあったのだ。
そこには、12年前に庭で生まれた野良猫をずっとごはんや水を与えて面倒を見ていたということ、その猫は足を怪我していて側に近づかせてくれないこと、また冬や雨の日のため猫用の家も庭にあるという内容が書かれていた。
そして、その猫はドアの前でごはんと水がもらおと、座って待っていた。不思議そうにしていたが、脅威的でないと分かっている様子だったと話すミランダさん。5匹の猫を飼っているミランダさんは、彼女たちをみつめるその猫の存在を無視することはできず、その猫の面倒を見ることにしたのだ。
ミランダさんたちによってラズと名付けられたその野良猫は、毎日バラバラの時間帯にふらりと庭にやってくる。昼間に来なければ、夜にはやってくる。
ラズは庭にある石の上がお気に入りのようで、大半の日をそこで寝たり、景色を眺めたりして過ごしている。
ちょっと気分転換したいときは、庭に置いてある椅子の上で過ごすらしい。
これまでミランダさんがラズの信頼を得ようと努力した結果、引っ越してから数週間後には、ラズは彼女たちから逃げなくなった。
彼が食事しているとき、ミランダさんたちが庭にいても警戒しなくなると、ミランダさんたちは大喜びした。いつか一緒に家の中で過ごせる可能性が見えてきたからだ。ミランダさんたちは、ごはんだけでなく、怪我をした足の治療や、安心した家も与えたいと考えているのだ。
そして、先月の始めからラズはミランダさんたちにとても懐いたのだ。ラズが食べているときに、側にいることも許してくれるようになり、食事の時間になると、ニャーと催促もするようになった。
またミランダさんの他の猫たちとも窓越しに挨拶済みだと話すミランダさん。喧嘩をすることなく、窓越しでお互いの鼻をくっつけて友情を築いているようだ。
ミランダさんたちは、とっても可愛がっているラズが彼女たちの帰りを待っている限り、もう他に引っ越しをすることはないだろう。
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