巨大ハリケーン「ハービー」の中で生き残った犬

脱臼し、寄生虫に苦しむ犬…しかし見事に回復を遂げ、その後ある家族の生活を大きく変える

[2018-08-06]

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昨年アメリカのヒューストン周辺に甚大な被害を及ぼしたハリケーン「ハービー」。
家をなくし、けがをしながらも生き残ったこちらの犬は、そのままハービーと名付けられました。

ハリケーンによってケガを負ったハービー

レスキュー『Best Friends』の救急シェルターに保護されたとき、ハービーはお尻を脱臼していました。それだけでなく、糸状虫も陽性が出ました。
複数の症状を抱え、困難な状況でしたが、ハービーはあきらめずに見事回復してみせました。


しかし元の飼い主を探し当てることはできず、譲渡センターに移ることになりました。

新たな家族との出会い

センターの近くに住む、カレッジ2年生のラニさんは、学校でのプレッシャーや不安で元気をなくしていました。


母のティファニーさんといっしょに医師の診察に行くと、動物を飼ってみることを勧められました。


しかしティファニーさんは少し迷いました。犬の世話は簡単ではないし、ラニさんや3人のきょうだいたちの生活にも影響します。それに、家にはすでに3才の犬と1羽のうさぎがいました。


それでもやはり、医師の助言はすばらしいと感じました。そこで『Best Friends』譲渡センターを訪れ、ハービーに出会ったのです。
ティファニーさんはハービーのこれまでの暮らしについて話を聞き、ぜひ家族にしたいと考えました。しかし何よりラニさんの意見を優先すべきなので、翌日ラニさんやきょうだいを連れてやってきました。

ラニさんは「なんだか自分に似てる気がする」と感じ、自分と同じように困難な状況を経験してきたハービーに共感しました。

そしてついに、ハービーはセンターを離れて一家に引き取られることとなったのです。

優しく穏やかなハービーの性格

ハービーはすぐに家に慣れることができました。家族の注意をいつも引きたがり、また食いしんぼうでもあります。


医師の言う通り、ラニさんはハービーと触れ合うと心が軽くなり、とても癒されるそうです。

家族みんなに笑顔を運ぶ

ハービーとともに過ごすことで、家族みんながハッピーになれるそうです。
「犬のジンジャーとも仲良くなり、いっしょに遊んでいます。子供たちともうまくやっていて、たくさんの家族に囲まれながらも穏やかに暮らしています。私たちみんなハービーが大好きです」とティファニーさんは話します。
ラニさんだけではなく、ティファニーさんもハービーに心を救われています。
ティファニーさんはシングルマザーで、日々忙しくくじけそうになることもあります。しかしそんなときハービーが近くに来てひざの上に乗り、なぐさめてくれます。


ハリケーンの嵐の中で生き残ったハービー。
たくさんの人たちのおかげで元気になることができました。そして今度は、そんな自分の幸せを家族のもとに運び続けています。
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