「さようなら僕の親友」天国へ旅立った親友と最後のお別れをするブタの姿が切ない…

13年間ずっと一緒に生きてきた2頭のブタ。しかし、別れはある日突然訪れ…

[2018-05-21]

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こちらの写真に写っているブタは、ベルギーのオベルという街で暮らす「スポット」君。
彼はこの日、13年間一緒に暮らしてきた親友の「シエンチェ」ちゃんと最後のお別れをしました。
親友の亡骸に寄り添い悲しみに暮れる彼の姿からは、2頭の間にあった絆の深さや、ブタという動物の愛情深さが伝わって来るはずです。

2頭の出会い

13年前のシエンチェ(左)とスポット(右)
遡る事13年前、スポットは「面倒を見切れなくなった」という理由で飼い主に捨てられ、保護先のお家で当時子ブタだったシエンチェちゃんに出会いました。
出会ったその日に仲良くなった2頭は、それ以来一緒にお昼寝をしたり、お散歩をしたりと、朝から夜まで行動を共にする仲に。
夫婦のように仲睦まじいその姿は、誰もが嫉妬するほどだったと飼い主さんは言います。

別れの時

ブタの寿命は10歳~15歳だと言われていますが、シエンチェも13歳の誕生日を迎えた頃から急激に老化が進み、今年に入ってからは関節症により歩くことさえ出来なくなってしまいました。
動くこともできずに苦しむシエンチェの姿に心を痛めた飼い主さんは、悩んだ末に彼女を"安楽死"させることを決意。
こうして今年の4月、シエンチェは13年間の生涯を終えて天国へと旅立っていったのです。
毛布にくるまれたシエンチェの姿を見たスポットは、まるで何かを感じ取ったかのようにゆっくりと側に近寄り、目を瞑ったまま彼女の体に顔を乗せました。
その姿は、「今までありがとう」と最後のお別れを伝えているようにも見えます。
「スポットがシエンチェの亡骸に顔を乗せた瞬間、堪えていた涙が一気にあふれ出しました。彼らの姿を13年間見てきた私には、その別れがどれほど辛いものなのかが痛いほど分かったのです。」
飼い主さんはこうコメントしています。

天国で再会するその日まで

シエンチェの死後、スポットは悲しみに暮れる日々を送っており、最近では体の衰えも顕著に出始めています。
もしかすると、彼がシエンチェと同じ場所に行く日もそう遠くは無いのかもしれません。
飼い主さんはスポットが余生を安らかに過ごせるよう、これからも愛情を持って支え続けるつもりだと話しています。
彼が心に負った傷が癒える事は無いかもしれませんが、せめて残りの日々が苦しみや寂しさではなく、家族の愛情で溢れることを願わずにはいられません。
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