一匹の子猫を助けたが、それでもなぜか鳴き続ける。その理由は?

ゴミ箱付近で見つけた猫。保護していったん落ち着いたものの、また必死に鳴きだして…?

[2018-01-16]

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11月初旬、ブルックリンでTNR中心の活動をしている『Flatbush Cats』のウィルさんが、ゴミ置き場付近で猫の鳴き声に気づきました。それまで聞いた中でも、最も必死で大きな鳴き声です。
「猫は全ての力をふりしぼってニャアニャアと鳴いていました。遠くにいても聞こえるほどでした」とウィルさんが話します。


シェルターにはもう空きはなかったのですが、助けを求める猫を見て放っておくことなどできません。子猫を保護し、ソニーと名付けました。


ウィルさんのパートナーのディビアさんがソニーの世話をし、お風呂で丁寧に洗って抱っこしました。
ソニーは安心したのか、のどをゴロゴロ鳴らし始めました。生まれて初めてかわいがられ、暖かい部屋で過ごせてうれしかったのかもしれません。


その一時間前までゴミ箱の近くでひとりで鳴いていたのが、汚れた体はすっかりきれいになり、とても気持ちよさそうです。
しかし保護した後も、ソニーは何かを訴えているかのように必死でニャアニャア鳴きました。ウィルさんが後日ソニーを拾った場所に戻ってみると、フェンスの向こうになんともう一匹猫が見つかったのです!しかもソニーとそっくりで、同じくらいの大きさでした。つまり、ソニーのきょうだい猫だったのです。


ウィルさんはエサをつかって引きつけ、無事に保護することができました。
きょうだい猫にはサルと名付けました。最初はとてもこわがっていて、触られるのを嫌がりました。


しかしソニーに会うとすぐにきょうだいだとわかったようで、しだいにリラックスしていきました。
サルも少しずつウィルさんたちを信頼していきました。


2時間経つと慣れたようで、きょうだいいっしょに家の中を遊び始めました。
はじめて動物病院に行く日、二匹のトラ猫たちはとても緊張していました。


まずジアルジア(寄生虫)感染の治療を行う必要がありました。これは、不衛生な場所に住んでいた保護猫によくある症状です。
保護されてから2週間経つと、子猫たちはとても元気に活動するようになっていきました。


お気に入りのふかふかベッドの上で前足をコネコネしたり、ウィルさんたちにすりよってひざの上に乗ったり・・・。かまってほしくて足にしがみつくこともありました。
きょうだいは再開して以来、片時も離れようとしません。ソニーとサルはお互いかけがえのない存在です。
その後、二匹をいっしょに飼ってくれる家族を見つけることができました。


「ソニーとサルは新し家でとても楽しく暮らしているようです。部屋の中をとんではねて、午前5時にまだ寝ているママの顔の上を走り抜けたりしているそうです!」とウィルさんが話します。
もう寒い外でさみしく過ごすことは二度とありません。野良猫としての苦しい生活から見事抜け出し、きょうだいでいっしょに幸せに生きています。
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