脊椎を損傷して後ろ足に麻痺を抱えながらも、助けを必要とする動物たちを支え、命を救ってくれた動物病院の方々に恩返しをし続ける猫のお話。

ハンディキャップを抱えながらも、その猫は自らを犠牲にして他の動物たちを支え続けています。

[2016-09-16]

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とある動物病院で暮らす黒猫のLyutsik。
彼は以前窓から転落してしまい、脊椎を損傷した状態で保護されました。
その後、手術を受けたLyutsikはなんとか一命を取り留めましたが、脊椎の損傷は激しく、その後遺症として後足に麻痺を抱えることとなってしまいました。
後足に麻痺を抱え、歩くことが出来なくなってしまったLyutsik。
しかし、彼はハンディキャップに負けず、それどころか、命を救ってくれた動物病院の方々に恩返しをするため、動物病院で治療を受ける他の動物たちを元気づけるようになったというのです。

足を引きずりながら他の動物たちのもとへ

Lyutsikは歩くことが出来なくなってしまいましたが、それでも後足を引きずりながら少しずつ移動し、動物病院に居る動物たちに1匹1匹挨拶をしたそうです。
そして、慣れない環境に怯えている動物や病気を抱えて元気を無くしている動物たちを見かけると、彼らの側に寄り添い、彼らの心を癒しました。
病気を抱え、治療中のチャウチャウの前に座るLyutsik。
動物病院には大きさの異なる様々な動物が暮らしていますが、Lyutsikはそんな彼らを区別せず、平等に接しました。
時には注射を前に暴れる犬や猫もいましたが、そんな時にはLyutsikが現れ、「大丈夫、怖くないよ」と言いたげな表情で彼らをなだめたそうです。

動物達の命を救う事も

動物たちの心を癒し、動物病院で働く方々のお手伝いをするようになったLyutsik。
ところが、彼の恩返しはそれだけではありませんでした。
なんと、Lyutsikは血液のドナーとなり、輸血が必要な猫達の命を救ったというのです。
動物病院では、輸血が必要なほど衰弱した猫が保護されることも多くありましたが、そんな彼らはLyutsikによって命を救われたのです。

皆の人気者に

そんなLyutsikは、いつしか動物病院の人気者となり、動物病院で働く方々や、他の動物たち全員に愛されるようになりました。
Lyutsikは動物病院を訪れる動物の飼い主さんにも愛嬌を振りまいているそうで、ペットが怪我をしたり、病気を抱えて心配している飼い主の方々の不安を和らげているようです。

Lyutsikの恩返しは続きます

Lyutsikは現在も動物病院で暮らす動物たちの心を癒しながら、ハンディキャップに負けず元気に暮らしています。
「確かにLyutsikは他の猫達のように自由に歩き回ることは出来ませんが、彼はそんなことは全く気にしていない様子です。彼は今日も元気に病院内を移動しながら、助けを必要としている動物たちの側に寄り添い、彼らを支えています。」
動物病院の方々はこのように話し、Lyutsikへの感謝の気持ちを表しています。
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