溺死寸前の子猫を救出!その後みちがえるほど美しい猫に大変身

道端で死にそうになっている子猫を救助。しかし近くの病院はすべて休み…困ったレスキュースタッフたちが猫の命を助けるためにとった行動とは?

[2018-02-02]

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先週の日曜、レバノンの首都・ベイルートに住む女性が子供といっしょに出かけようとしたその時でした。

何やら子猫の鳴き声が聞こえるので辺りを見渡してみると、公園の端にある溝の中で小さな子猫が溺れかけていたのです!
子猫は必死に溝の中に落ちているゴミにつかまり、なんとか沈んでしまわないようにしがみついていました。


女性は慌てて近くの動物保護団体「Animals Lebanon」に連絡し、スタッフのラナさんが現場に駆け付けました。
子猫の命は無事に助けられました。しかしかわいそうなことに、溝の中の水でびしょぬれになって体が冷え切っています。そのせいで自分で歩くことができない状態になっていました。


子猫が見つかった公園のある大学のキャンパス内は、たくさんの野良猫が住んでいることで有名です。
「悲しいことに、たくさんの人がこの付近でペットの猫を捨てているのです。今回救助された猫は生後5週間と見られ、体重はたった190gしかありませんでした」とレスキュースタッフは話します。
何よりも先ず冷え切った子猫の体を温めるため、濡れた体をタオルで拭き、ふかふかの毛布でくるみました。

その日は日曜日だったため、近辺の動物病院はどこも休診日。レスキュースタッフたちはオンラインでアメリカの獣医と連絡を取り、テレビ電話で指導をしてもらいながら懸命に猫の看護をしました。
獣医から指示され、湯たんぽと温タオルを使ってしっかりと子猫の体を温めました。


子猫の体は極めて小さく、適切な処置をしても持ちこたえる体力があるかどうかは獣医でさえわかりませんでした。
しかしAnimals Lebanonのスタッフたちは、決してあきらめることなく一晩中子猫の看護に尽力しました。
弱った子猫が食べやすいだろうと考え、スタッフたちはロイヤルカナンの療法食を2~3時間おきに少しずつ与えました。


その小さな体にもかかわらず子猫の生命力は力強く、子猫はたった一日で元気を取り戻しました。徐々に食欲も出てきて、2日後には自分でごはんを食べられるようになりました。


保護されるまでずっと腹ペコだったようで、与えられたフードをとてもうれしそうに平らげていました。
もう食べ物を探し求めて歩き続ける必要はなくなったのです。
小さな子猫はやっとのんびり生活することができるようになりました。


体重は順調に増えていき、240gになりました。
何日か経つと子猫は元気に遊びまわるほど回復しました。それに、のどをゴロゴロ鳴らすことも覚えたようです。
里親のマギーさんがが子猫の部屋に入ると、子猫はママの膝にとび乗ってのどを鳴らして喜びます。


「危ない状況だった子猫の命が助かり、こんなに元気になった姿を見ることができてとても嬉しいです」とマギーさんは話します。
マギーさんの母親はアルツハイマー病を患っていますが、この小さな猫が来てとてもうれしそうに触れ合っているそうです。
「母が子猫のことを『ジェシー』と呼ぶので、そう名付けることにしました」


かつて生死の境をさまようほどの辛い体験をしたジェシー。
無事に命が助かった今、ジェシーは家族にたくさんの愛をふりまいています。
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